2013年05月04日

KAN-WOO/関羽・三国志英傑伝を観た感想

KAN-WOO/関羽 三国志英傑伝 [DVD]


KAN-WOO/関羽・三国志英傑伝の感想をいまさら書いてみる。
ドニー・イェン主演で、関羽が主役の映画。
三国志演義の関羽の関所破りのシーンを原作に、ストーリーにアレンジを加えて映画化したもの。
『インファナル・アフェア』監督・脚本のアラン・マックとフェリックス・チョンがこの映画でも監督・脚本を手がけている。

しかしまぁなんですね。
まずこの『KAN-WOO』という邦題に驚愕のセンスを感じる。
これはよっぽどセンス高い人間かよっぽどセンス低い人間にしか思いつけないセンスなのではないだろうか。
もうこの時点で結構な衝撃を受けてしまった。

私は以前『ドラゴンキングダム』を観て以来すっかり香港カンフー映画にハマッてしまって(って『ドラゴンキングダム』はアメリカ映画なんだが)、『導火線 FLASH POINT』などドニー・イェン主演の映画もいくらか観た。
この関羽の映画でもドニー・イェン主演のアクション映画ということで、アクションに期待しまくりで観た。

しかし…。


門の奥に居る関羽が敵に囲まれる

カメラが引いて、門が閉まって画面は門が大写しで中の様子が分からない

なんか戦っているような音が聞こえる

門が開く

関羽がすでに敵を倒し終えて決めポーズで立っている


このシーンはあまりにも手抜きしすぎだと思った。(笑)

戦ってるところが見たいのに。

まぁでも、これ以外のアクションシーンは良かったと思うよ。
ドニー・イェンのアクションいいね。


ストーリーは……。うーん。
アクション映画として見るなら原作そのままのストーリーが最高なのに。
アクションを主体とするなら、ストーリーはアクションの邪魔にならない、かつバトルを盛り上げるようなのがいいと思う。演義はその点ピッタリ。
しかしこの映画では非常に大胆にアレンジされていて、原作とはかなり違っている。

たぶん、今までの関羽の『忠義の将』というイメージを覆した斬新な関羽像を作ろうとしたのだろうけど。

演義的なストーリーではこのシーンは


目的

目的の前に障害が立ちはだかる

障害を乗り越える(アクションシーン)

目的達成!


というシンプルで王道的ストーリーなわけだが、映画はなんだかグダグダで、目的達成の快感は無かった。
王道を好むタイプの人には向かないストーリーだと思う。


あと、この映画は曹操映画なので(笑)
曹操がいかに名君であるか、人民にとって素晴らしい君主であるかが丁寧に描かれている。
曹操好きにおすすめ。
恋愛要素も濃いので恋愛映画好きにも良いのではないだろうか。
そして、意外な(?)あの人物が悪役になっている。


そーいや、中国の新三国志ドラマで趙雲役を演じてた聶遠(ニエ・ユエン)も韓福役で出演してたよ。
うわ、趙雲だ! って思ってしまった。三国志で聶遠といったら趙雲のイメージがついてたんで。


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